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ChatGPTとClaude、会社で使うならどちらがいいか

約4分

「ChatGPTとClaude、うちはどちらを入れたらいいですか」——最近こういうご質問をよくいただきます。どちらも文章を作ったり、調べ物を手伝ったりする道具で、名前だけは聞いたことがある、という経営者の方も増えました。

先に申し上げると、これは優劣を決める話ではありません。片方が明らかに上、という単純な答えはなく、どちらを選んでも仕事は楽になります。決まるのは、会社でその道具に何をやらせたいか、というところからです。

比べる前に、何をやらせたいかを決める

比較の記事を読むと、つい機能の一覧を見比べたくなります。ただ、実際に役に立つかどうかは、機能の数ではなく、毎日の仕事のどこに当てはめるかで決まります。

たとえば、お客様からの問い合わせに毎日返事を書いている会社と、長い契約書や仕様書を読み込んで要点をつかみたい会社とでは、道具への期待のかけ方が違います。前者は短いやり取りを数多くこなす仕事、後者はまとまった量の文章を丁寧に扱う仕事です。同じ「AIを入れる」でも、頭の中で思い描いている作業が違えば、心地よく感じる道具も変わってきます。

ですので、比べる前に、まず自分の会社で毎日か毎週、手が止まっている作業を一つ思い浮かべてください。そこから逆算したほうが、選び方を間違えません。

使ってみると分かる、書き味の違い

実際に両方を使ってみると、性格の違いを感じます。厳密な数字で言えるようなものではなく、あくまで使い心地の話です。

ChatGPTは、雑談から資料づくりまで、頼み方の幅がとても広い印象があります。思いついたことをそのまま投げても、それなりに拾って返してくれる懐の深さがあります。一方Claudeは、長めの文章をそのまま渡して「これを踏まえて書いて」と頼んだときに、渡した中身を丁寧に汲み取って返してくる印象があります。落ち着いた文章を求める場面で扱いやすいと感じる方が多いようです。

どちらも日々のアップデートで変わっていく道具なので、この印象も今後変わっていくと思います。今の時点でご自身が触ってみて「これは自分の仕事に合う」と感じるほうを選ぶのが、いちばん確かな決め方です。

値段の比べ方を間違えやすい

金額そのものはここでは書きません。時期によって変わりますし、法人向けの契約の形もいろいろあるからです。ただ、比べ方の考え方はお伝えできます。

多くの方が「安いほうを選ぶ」という決め方をしがちですが、これは損をしやすい決め方です。値段は、使う人数と使う頻度をかけ合わせてはじめて意味を持ちます。一人が毎日使う会社と、五人が月に数回だけ触る会社とでは、同じ値段でも実際にかかる負担がまったく違います。

決める前に、実際に使いそうな人と、その人が週に何回くらい触りそうかを、先に数えてみてください。数字が出てから金額を見比べると、判断がぶれません。

決められないなら、両方使ってみる

どうしても決めきれない、という場合は、無理に一つに絞らなくても構いません。まずは一人か二人が、両方を小さく使ってみるところから始めるのも良いやり方です。

同じ仕事——たとえば先週の会議の議事録を清書する、お客様への案内文を一本書く——を両方に頼んでみて、出てきたものと、頼んでいるときの心地よさを比べてみてください。数週間もあれば、自分の会社にどちらが馴染むか、なんとなく手ざわりで分かってきます。大きな契約をする前に、この手ざわりを確かめておくことには意味があります。

迷ったら

どちらを選ぶかという入り口のところだけ、相談していただいてかまいません。御社の毎日の仕事の中身を聞かせていただければ、どちらが馴染みそうか、一緒に見当をつけることはできます。優劣をお伝えする場ではなく、御社に合うほうを一緒に探す場だと思っていただければと思います。

ご相談は初回無料です。何から手をつけるか決まっていない段階でもかまいません。

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